用語削除 用語 仕手材料株 を削除する パスワード ■管理者パスワードで全ての用語を削除できます。
用語修正 用 語 仕手材料株 意味・使用例 本来は「仕手株」と「材料株」は別のものでした。以前の仕手株は一部の投資家グループが強引に資金量だけで株を買い上げる銘柄でした。しかし、証券取引等監視委員会(日本版SEC、SEC=全米証券取引委員会)という株式市場の不正をチェックする機関が誕生してからは、「無理に株価を上昇させた場合には株価操作に当たる」として日本版SECの調査を受ける可能性が出てきました。このために、仕手株を扱う投資家グループ(仕手筋)は「何か上昇する材料のある株」をターゲットにし始めたことから、仕手株は仕手材料株と言われるようになりました。 もちろん、全く材料がない株が急騰する場合もあり、この場合には以前と同じ様に仕手株と言います。仕手株と材料株に共通していることは「資本金が小さい企業」ということです。投資家グループの資金は限りがありますので、新日本製鉄やソニーの様な巨大資本の銘柄を買い続けても売り物が次々と出てきますので、大きく株価を上昇させることができません。しかし資本金が小さく、浮動株が少ない銘柄であれば数十億円程度の資金でも株価を急騰させることができますので、そういった銘柄がターゲットになります。 仕手株は仕手グループだけが買っても意味はなく、大きく上昇することで一般の投資家を巻き込み、一般の投資家が儲かると思って高値まで買い続けた時に安値から買っていた仕手グループが株を売って儲けることが目的です。ですから、一般投資家を参加させるためには株価を大きく上昇させる必要があります。これが仕手株です。すなわち、仕手株とは投資家同士のだまし合いであり、損をしないためには投資の対象としては触れないほうが良いと言えます。 投稿者名 パスワード ■投稿者名のみ省略可能です。