用語削除 用語 買い決め・売り決め を削除する パスワード ■管理者パスワードで全ての用語を削除できます。
用語修正 用 語 買い決め・売り決め 意味・使用例 機関投資家と証券会社の間の取引で使われる言葉です。銀行や生保・損保・信託銀行・大手企業などは大量の株を持っています。一度に大量の株(数100万株単位)を市場の中で売買しますと「その売買に対応する売買」がなければ市場が混乱してしまいます。 例えばA銘柄を500万株売りたい時に、市場で500万株売ろうとしても500万株買う投資家がいなければ株価は急落してしまいます。この時に直接市場で売るのではなく、一度大手の証券会社がこの株を引き受けて買い、その後に相場を見ながら証券会社が徐々に売却することで市場が混乱しない様にしようというのが「売り決め」です。従って、売り決めが出ますとその後に市場で証券会社が売りますので株式市場にとっては悪材料となります。 逆に大量の株を欲しい時にまず証券会社が売り手となって機関投資家が買い、後で証券会社が市場で買い戻すことを「買い決め」と言います。この場合には後で証券会社が市場の中で、売った株の手当てをしますので、証券会社の買いによって株価が上昇し、株式市場にとっては好材料となります。 この買い決め・売り決めは11時から12時半の間の昼休み中に行われます。後場突然株式市場が理由もなく上昇した場合に「裏で大量の買い決め」が入ったことで、その後に証券会社が市場の中で買うため、他の中小の証券会社のディーラーが先回りして買うことで上昇する場合もままあります。 投稿者名 パスワード ■投稿者名のみ省略可能です。