用語削除 用語 信用倍率(貸借倍率) を削除する パスワード ■管理者パスワードで全ての用語を削除できます。
用語修正 用 語 信用倍率(貸借倍率) 意味・使用例 「信用買い残(融資残高)÷信用売り残(貸株残高)」で計算され、信用取引の「買い方」と「売り方」のマーケットにおける取り組み状況を表します。この比率は、通常は買い残高の方が多く1倍より大きくなります。株価が急騰し売り残高が急増して1倍に近づいてくると、株価が上昇する可能性が高まることから株式市場では好感されます。逆に、比率が10倍を超えると、買いが一方的で相場が過熱していると言われます。 一般に、ある銘柄が人気化して値上がりすると、信用取引の買い残高もそれにつれて増加します。さらに値上がりが進めば、カラ売りも増えて売り残高も増加することになります。また、信用倍率が大幅に低下した、つまり買い残が急減したか、売り残が急増した、状況は「将来の売り圧力が減った」という意味になり、これをきっかけに買いが集まることもあります。 全体の取組状況を示す指標として注目されており、信用倍率が大きくなれば取引関係の悪化を、小さくなれば取引関係の改善をそれぞれ示します。倍率が拡大傾向にある時は、買いが強く株式市場全体に活況がみられる一方、縮小傾向にある時は、市場人気の低下がうかがえます。 日証金の貸借倍率の融資残高は「信用買い」、貸株残高は「信用売り」を意味しますので、東証の信用倍率と同じような意味を持ち、その速報値的な数値として一般的には認識されていますが、厳密には貸借倍率=信用倍率ではありません。 ・信用倍率(東証、毎週火曜日発表) 算出の基になるデータである信用買い残、信用売り残は3市場残と同様に、証券会社内の食い合い(売り注文と買い注文との相殺分)や自己融資分、手持ち株を貸した分を含んでいるので、信用取引の実態を表しています。 ・貸借倍率(日証金、毎日発表) 算出の基になるデータである融資残高、貸株残高は日証金残高と同様に、証券会社内の食い合いや自己融資分、手持ち株を貸した分を含まないので、必ずしも信用取引全体の実態を表してはいません。日々公表されるので速報性があることがポイントです。 投稿者名 パスワード ■投稿者名のみ省略可能です。