用語削除 用語 裁定取引・裁定解消売り を削除する パスワード ■管理者パスワードで全ての用語を削除できます。
用語修正 用 語 裁定取引・裁定解消売り 意味・使用例 市場間の価格差を利用して利益を得る取引のことを裁定取引といいます。TOPIX先物取引では、現物株式との間に生じた価格差を利用して「現物株式の買い:TOPIX先物の売り」のポジションを設定することが広く行われています。日経225先物なら採用銘柄の225銘柄すべてのことですし、TOPIX先物なら東証一部全銘柄のことです。 先物価格は理論的に現物価格(現在の平均株価や株価指数)よりその時点の短期金利分から配当利回りを引いた分だけ高くなります。 先物価格=現物価格×{1+(短期金利−配当利回り)×(決済までの期日/365日)} 実際の先物価格は需給関係で変化します。上記理論価格より高くなったり安くなったりします。先物価格が理論価格より高くなったときが割高、安くなったときが割安です。ここに裁定の働く余地が生まれます。先物が割高なら先物を売り現物を買いますし、先物が割安なら先物を買って現物を売るわけです。 裁定取引を清算する方法は「SQでの自動的な清算」以外に「反対売買」によっても清算されます。この取引を裁定解消売りと言います。この裁定解消売りが出るときとは、先物価格が下落したときです。 つまり、裁定取引は、SQで先物と現物の価格が同じになるという性質を利用して行われますので、先物価格が現物価格よりも下落すると、最初に決めた利益以上の利益を獲得出来る訳です。裁定解消売りは「現物よりも先物が下落したとき」に起こるということになります。 投稿者名 パスワード ■投稿者名のみ省略可能です。