投資の杜
// 更新 
MM法売買サイン点灯銘柄
MM指標チャート
日々データ活用法
Excelマクロ説明
利幅と損切り幅の取り方
ボトム足、トップ足の確認
ストップロスの設定
MM指数で買い場・売り場判断
ボリンジャーバンド
相場の相対的な強さRSI
トレンドを知るDMI
買いと売りの領域MACD
取引の基本的ルール・注意点
外為市場・シカゴIMM市場
主要通貨の分類・特徴・金利
外貨運用比較
投資戦略と推奨会社比較
FX取引会社比較
通貨別抜け幅・スワップ比較
おじさんの外為口座紹介
短中期の為替差損狙い
中長期のスワップ金利狙い
投資成績
フィボナッチ・リトレースメントとは
使用方法、設置イメージ
設置方法、HTMLソース
コマ足(平均足)・新値足とは
コマ足・新値足での売買ルール
手仕舞いのサイン
今日のコマ足・新値足チャート
バーチャルFXで仮想体験
取引の仕組み〜取引用語解説
自動売買とリスク管理
くりっく365とは?
くりっく365参加会社一覧
各社共通の取引ルール
有効比率によるロスカットルール
FX取引の税金と会社選び
FX取引の確定申告
FX取引の必要経費
金融商品の損益通算ルール
MM法投資家のページ
どの証券会社にすればいいの
口座開設までの流れは
ネット証券比較
ネット銀行比較
信用取引の仕組とリスク管理
ポイントはポジション管理
3つの信用取引制度
信用取引ができる/できない銘柄
おじさんの10ヶ条
IPO(新規公開株)の魅力
IPOのしくみと応募方法
銘柄選別法
新興市場の種類と特徴
月間記録とコメント
日別投資成績
追証の投げ・踏上げ・シコリ玉
値幅調整・日柄調整
クロス・裁定取引・仕手材料株
配当落ち・SQ・騰落レシオ等々
損をしない5つの法則
銘柄選び5つの法則
売買タイミング5つの法則
特定口座とは?
特定口座を開設するには
特定口座の賢い活用法
株券入庫とみなし取得価額
IPO当選銘柄
注目度、初値予想、初値、騰落率
今日の株価予測
投資情報
マーケット情報
便利情報
グロース投資とバリュー投資
割安株・割高株とは
信用賃借倍率と需給
信用残と相場
皆さんで作るお役立ち情報
あなたのメイン証券会社は?
あなたの投資用銀行は?
あなたの株の愛読誌は?
株主優待の活用法
どの銘柄を買えばよいの?
信用取引と優待取りの方法
今月の優待取り
現物取引と信用取引の違い
信用取引口座をつくるには
信用取引口座比較
株式分割とは?
個人投資家にとって何がいいの
信用取引や端数株の扱いは
事例に学ぶ株式分割
おじさんが勉強した本
中国の株式市場と投資リスク
中国の投資環境
中国株と5つの株価指数
中国株情報をゲットするには
ねらい目の業界・銘柄は
注目銘柄1日/5日株価チャート
おじさんの保有株と月次コメント
投資額 vis 資産総額推移
配当明細と期別推移
委託手数料・日歩・逆日歩
貸株料・管理費
配当金調整額・名義書換料
権利処理価格・税金・消費税
交流掲示板です
株・投資にまつわる話
あなたの推奨銘柄などなど
皆さーん、出番ですよー!
チャートと売買サイン
ローソク足と窓埋め
移動平均線
一目均衡表
給与所得者の賢い確定申告
年金生活者の賢い確定申告
専業主婦の賢い確定申告
税金・保険料シミュレーション
中国株を買えるネット証券
中国株と配当
中国株取引にかかるコストは
株式投資4つの楽しみ
ネットトレードの魅力・留意点
おじさんのトレード環境
MM法の実践(短期売買)
リッチおじさんへの道
MM法テクニカル分析
MM法実戦テクニック
本日の売買サイン銘柄
MM法投資家のページ
日別・月間投資成績
売買・投資ノウハウ
証券・銀行・愛読誌
ネット証券・銀行比較
売買5つの法則
売買指標の読み方
チャートと売買サイン
おじさんの10ヶ条
おじさんの情報源
おじさんの投資日記
日経平均時系列データ
外国為替証拠金取引
FX基礎・市場指標通貨
FX取引の仕組み
投資戦略と会社比較
くりっく365業者比較
FXの税金と確定申告
今日のコマ足チャート
フィボナッチ計算機
IPO・優待・株式分割
ブックビルディング記録
IPOの仕組と銘柄選別
今月の優待取り
事例に学ぶ株式分割
中国株
なぜ今中国株なの
中国株ネット証券比較
注目銘柄・チャート
信用取引・税金の知識
信用取引口座比較
信用取引の仕組とリスク
信用取引のコスト
賢い確定申告の方法
特定口座の賢い活用法
掲示板・書籍・用語
おじさんの本棚
株式・為替用語解説
リンク
相互リンク集
らんきんぐ工房
いるかちゃんの株式WEB
ウェリントン
 9:00-15:00
東京
 9:00-15:00
香港・上海
 10:00-16:00
ロンドン
 8:00-16:30
ニューヨーク
 9:30-16:00
シカゴ先物
 8:30-15:15
ラジオNIKKEI 7:50〜17:40 


 

スポンサーリンク

12/05(Thu) 03:52
事例に学ぶ株式分割 − 投資の杜

株式分割とは?
株式分割とは、すでに発行されている株式を分割して株式数を増加させることをいいます。増資と違い、単に1株を2株というように分割するだけですから、会社の資本金や投資家の持株比率などの実体は全く変わりません。1株の市価を下げたり、株価の数量を増やしたりできるため、市場で株式を売買しやすくなり流通性が高まります。

「株式分割」の権利取得基準は、期末の株主とする場合がほとんどです。配当や株主優待と同じで、期末に株式の受渡が終っていることが必要です(詳細はこちらです)。

個人投資家にとって何がいいの
<株式投資4つの魅力>
  • 値上がり益が期待できる(現物、信用)
  • 配当をもらえる(現物、信用)
  • 株主優待の楽しみ(現物)
  • 株式分割で株数を増やすことが可能(現物)
    1. 1株を2株に分割した場合、理論上株数は2倍になり株価は半額になります。購入希望者にとっては、株価が半額になることで今までの半分の資金で株式を購入できます。

    2. その会社の1単元株式数が1000株なら、分割後は2単元になったわけですから1000株ずつに分けて売却できるようになります。ただし、株式分割後すぐには増えた株は売却できません。効力発生日が決められていて、この効力発生日を過ぎてから増えた株数を売ることができます。

    3. 株式分割を行う会社は一般的に業績が良好で将来の期待感もあり、実際には株価は半額より高く推移する場合が多く、株主にとっては含み益の増加になります。また、株主への配当は持ち株数によって行われるため、1株当たりの配当金額が据え置かれたならば実質的な増配となります。
    信用取引や端数株の扱いは?
    1. 信用取引での新株引受に対する扱い
      信用取引を行っている投資家は新株引受権を放棄します。この放棄された新株引受権は証券金融会社が入札を行い、その落札結果(権利処理価格といい権利落ち日の夕方決まる)で売り・買いの単価調整が行われます。権利落ち日以降は、権利落ち前の単価から証券金融会社の定める権利処理価格を差し引いたものを修正後の単価として売り方、買い方とも調整されます。
      分割株の人気が高く、理論価格より高い権利処理価格がついた場合、その差額(権利処理価格−理論価格)分買い方は得をし、売り方は損をすることになります。

    2. 1:1.2の分割とかだと半端な株数をもらうことになるけど、こういう株はどうしたらいいの?
      取引所での売買単位(単元株)が1,000株の場合、1:1.2の分割だと1,200株の保有となってしまいます。この場合、最初から持っている1,000株は普通に市場で売れますが、200株については単元未満株といって、取引所では売買できません。
      実際に受取った後、証券会社を通じて「単元未満株買取請求」というものを証券代行会社(日本証券代行(株)や信託銀行の証券代行部)に提出して売却することになります。
    事例に学ぶ株式分割

    セブンイレブン 〜 25年で約90倍の資産形成
    株式分割の例でよく取り上げられるのがセブンイレブンです。株価が1万円を超えると分割をしており、1979年10月の上場から現在までに16回株式分割を実施しています。上場時に1000株購入していれば現在は約3万8000株に増えていて、約180万円が1億4500万円(2004年4月20日現在)になっています。更に配当金が累計で1300万円あるため、この25年で約90倍に財産が増えたことになります。

    年月80/281/282/283/684/286/288/289/2
    無償増資1:1.21:1.21:1.2 1:1.1 1:1.21:1.2
    株式分割   1:2 2:3  
    対1000株1,2001,4401,7283,4563,8015,7016,8418,209
    年月90/291/292/293/294/295/296/299/8
    無償増資1:1.2       
    株式分割 5:61:1.11:1.11:1.11:1.11:1.11:2
    対1000株9,85011,82013,00214,30215,73217,30519,03538,070
    (注)対1000株:上場時に1,000株を購入した場合の無償増資・株式分割後の株式数

    分割発表日権利付最終日
    199/2/0899/3/25
    299/7/1499/9/24
    300/1/1400/3/27
    400/9/0400/9/25
    502/3/0702/3/25
    602/9/1002/9/24
    703/2/1903/3/25
    803/8/2603/9/24
    904/2/1704/3/25
    1004/8/2404/9/24
    1105/2/1605/3/25
    1205/8/1705/9/26
    1306/2/1606/3/27

    ヤフー 〜 毎年2回の株式分割
    ヤフーは、1999年以降、毎年3月、9月末に1株を2株に計8回株式分割を繰り返してきました(右図参照)。会社側の意図は (1)投資家が買いやすい水準にする (2)流動性の向上を図る ためということですが、2004年4月20日現在1株が121万円ですので、(1)については、まだまだ買いやすい水準になってるとはいえません。(2)については、2004年3月末では、個人株主が29,000名に達しています。株価50万未満をめどに分割を続けるみたいです。この毎年2回の分割はいつまで続くのでしょうか。

    エッジ(現ライブドア) 〜 前代未聞の100分割
    エッジは2001年5月に1株を3株に、2003年6月には1株を10株にするなど、株式分割には積極姿勢をみせていました。そして2003年12月に、前代未聞の100分割を実施して、市場では様々な思惑が交錯し、15営業日連続ストップ高後、連日のストップ安を続ける値動きが荒い展開となりました。2月の新株交付までの需給ひっ迫を背景に、異常な株価形成です。この展開は、ファンダメンタルズとは関係ない大幅分割銘柄特有の需給要因によるものということがいえます。

    [3] ヤフー神話の崩壊?
    分割発表日発表日終値翌日始値翌日終値権付最終日最終日終値分割後始値分割後終値上昇率
    142006/8/?        
    132006/2/16135,000139,000134,0002006/3/27136,00066,90066,100△10.1%
    122005/8/17261,000265,000263,0002005/9/26247,000124,000121,000▲5.9%
    112005/2/16531,000539,000530,0002005/3/25525,000265,000258,000△5.0%
    102004/8/241,100,0001,110,0001,070,0002004/9/241,000,000523,000499,000▲4.8%
    92004/2/171,820,0001,910,0001,860,0002004/3/252,100,0001,080,0001,170,000△50.0%
    82003/8/261,930,0002,110,0002,030,0002003/9/242,800,0001,560,0001,480,000△239.4%
    72003/2/192,030,0002,070,0002,080,0002003/3/251,650,000925,000925,000△15.8%
    62002/9/102,900,0003,040,0003,020,0002002/9/242,850,0001,520,0001,460,000△8.2%
    52002/3/075,350,0005,520,0005,760,0002002/3/255,270,0002,830,0002,820,000
    (注)上昇率:前回論理価格からの上昇率(=今回最終日終値/(前回最終日終値÷2)−1)

    1. 13回目の分割が行われました。発表直後から徐々に値を上げて行きましたが153,000円をピークに以降はジリ貧です。権利落ち日(3/28)後に報道された、ネット銀大手のジャパンネット銀行に出資、事実上3割弱をもつ大株主になることが注目材料となり、今回の分割で値ごろ感が出てきたことなどで、翌日(3/29)には買い優勢となり上昇しました。論理価格からの上昇率も改善しており今後に期待です。(2006/3/29追加)

    2. 12回目の分割が行われました。10,11回目と同じで今回も思わしくありません。発表直後は株価、出来高も上昇しましたが以降はジリ貧です。2003年10月にジャスダックから東証1部に上場してから2年余り経過しましたが、時価総額はソニー、松下電器産業と肩を並べ、年2回の株式分割で流動性も増し、個人投資家の売買参加が十分可能になったことで、中長期投資対象の「資産株」としての条件が整いつつあるといえます。今後に期待です。

    3. 11回目の分割が行われました。今回はかろうじて上昇しましたが、ライブドアのフジテレビへのM&A問題にSBIの参入がソフトバンクグループ株高に振れたかも知れません。前回同様、分割後45万円の安値をつけた後、徐々に値を上げ一時は56.7万円の高値をつけました。ただ、8回や9回のような大幅アップは期待できそうにもありません。日経平均の構成銘柄に採用(3/15)や、今期から株主優待をやめ配当をするので今後に期待です。引き続き株価推移に注目です。(2005/3/28追加)

    4. 今回(10回)は今までと様相が違ってます。株価は、9回分割直後につけた117万円から徐々に下落し80万円の安値をつけ、分割発表の翌日は寄り天で111万円の高値をつけたものの、終値は前日比-3万円安の107万円となり、ほぼ前回分割後の理論価格(105万円)に近い株価で落ち着いてしまいました。

      ほぼ予想されていた分割であり、直前の上昇で、株価は既に織りこみ済みとみた利益確定売りが多かったためでしょうか。次回(おそらく2005年3月)までの株価推移に注目です。もしも2回連続、分割後の株価上昇がなければ、ヤフー神話は崩壊してしまうかも知れません。(2004/9/25追加)

    5. ヤフーは2002年の3月以降、毎年3月と9月に1:2の株式分割を実施してきました。2002年3月以降に実施された分割とその後の株価推移を簡単な表にしてみました。2004年3月までの分割では、分割後も株価は着実に上昇しまさに資産倍増株といえます。

    [2] エッジのような大幅な分割銘柄への投資はタイミングが重要
    分割の規模が1:2程度の場合にはそれほど大きな影響がないことが多いですが、1:10分割以上の銘柄は、権利落ち後から新株が株主の手許に届くまでの約2ヶ月間は要注意です。
    1. 大幅な株式分割を実施した銘柄を、分割権利落ち後、新株が株主の手許に届くまでの間に買ってしまうと、その後の需給の悪化により、結果的に思わぬ高値で買ってしまっていた、という事態になりかねません。あわてて買いを入れずに、株主の手許に新株が届くまで待ってから買っても遅くないでしょう。

    2. 今までの大幅分割銘柄の株価推移の傾向をみると、権利落ちからおよそ2〜3週間後をピークに株価は下がり始め株主が新株を売却できるようになる頃には、急上昇のスタートの水準とほとんど同じ水準にまで戻ってしまいます。

    3. このような急上昇の原動力となっているのは、逃げ足の早い短期資金がほとんどで、この短期資金を操る投資家は、分割による新株が株主の手許に届いた後は、株主が新株を売却できる状態になるため、それまで良かった需給が一気に悪化するということを知っているからです。
    [1] セブンイレブンやヤフーのような株をまだ小さい時に発見できれば大きな資産形成
    銘柄上場時期上場株価単位株分割回数分割後株数資産価値期間倍率
    セブンイレブン1979年10月180万円1,000株16回38,000株1億4500万円25年80倍
    ヤフー1997年11月154万円1株8回256株3億1000万円7年200倍
        (注)資産価値=2004年4月20日株価×分割後株数(配当金含まず)


    スポンサーリンク
    関連コンテンツ

    © 2003- Investor's Forest. All rights reserved.